艶のある髪は、夏の夕方の湿気をまとっているようだった。
「暑いですね」Yの落ち着いたトーンの声が響く。家庭用の照明の光が、Yの笑みを柔らかく照らす。
「疲れてます?」私は黙っていた。
彼女はすぐに部屋の隅においてある煎餅布団を広げ部屋の中央に敷く。私に服を脱ぐのを促し、Yも服を脱ぎだした。布ずれの音ともに汗の匂いとかすかな香水の匂い、少しタバコの臭いも混じっていた。

Yは私に布団の上に寝転ぶよう促すと、すっと私の上に覆いかぶさり、私の乳首を口に含んだ。思わず、体が跳ねる。Yはその反応を楽しんでいるように見えた。
「ここ、好きなんですか?」
決まり切った流れを少し壊したくなった。「キスしても良いですか」「もちろん」
彼女の唇は温かく柔らかい。タバコのにおいはしなかった。服を脱いだ時に感じた臭いは、控室にいる時についたものかもしれない、と思った。Yの手を股間に促すと、察したようにYは私のチンポに手を添え唇を近づける。

Yは舌を出してゆっくりと舐め上げ、チンポを口に含む。Yの小さな口は亀頭を含むだけでいっぱいになった。敏感になった亀頭に、あたたかい舌と口腔粘膜が触れる。
「ん、ん、」息が音となって漏れる。
犯したい。思ったことが伝わったように、彼女は黙ってフェラチオをやめコンドームを取り出す。「今日はつけましょうか」
体位を聞かれたので、「正常位で」と答える。

Yの露わになった陰部にチンポを沈めていく。柔らかくも弾力のあるあたたかい肉の感触が心地良い。やさしい世界。
ゆっくりと動きながら、その包まれた感覚を怒張したチンポで味わう。「んん、うン」というYの声が漏れる。手で腰を浮かせ、支えつつ突く。「ンンッ」Yの表情が崩れた。そのままYの乳首を吸うなどしつつ、身体を味わう。
「ひゃっ…!あ、ああっ…!」
十分に楽しんだのち、四つん這いにさせる。

綺麗な尻、それを両手で割るように股を開かせ、改めてチンポを膣に挿入していく。体勢を変えた後は、腰の動きをさらに速めた。「あ…、あ…、イク…かも」
彼女が感じてくれるのは良いが、私の快感を優先させたい。しかし、Yの柔らかい肉が締め付けを増し、私のチンポへの刺激を強める。
急激に射精感が高まり、果てた。脈打つように、チンポからコンドーム内に精液が注ぎ込まれる。挿入したまま、Yの尻と背中に倒れこむ。20秒ほど、Yの中で余韻を楽しんだ。液体でつながっているように感じられるこの時間が、何よりも好きだ。
「ありがとう」「こちらこそありがとう」
コンドームが外れないように支えつつ、チンポをYの膣から抜いた。
関西煩悩特区 